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大分市美術館へ

更新日:7月22日

当プロジェクトで展示作家として協力を依頼した森貴也(もり たかや)さん。


彼の作品が大分市美術館の入り口に設置されているということもあり、あらためて視察と、

さらに大分市美術館長にもご挨拶させていただけるということで、湯平から大分市へと車を走らせました。


大分市美術館長(2024年春に退任)菅章(すが あきら)さん。 回遊劇場などアートフェスの開催など大分市でのアートを活かしたまちづくりに多大に貢献されてきた方で、美術評論家としても活躍されていたり、やはり大分県内で地域振興のアートプロジェクトを実行していく上で、一度お会いしてみたかった方だったので、こんな機会を作ってくださった森貴也さんに本当に感謝です。




美術館のエントランスにスッと立ち上がる、建造物のような森貴也さんの大型の彫刻作品も素晴らしく、時を経て錆びた部分とステンレスの輝きが日に日にコントラストを強めてくのを感じられ、100年後、、、と遥かなるその先に想像が膨らむような作品でした。鉄の特性を柔軟にかつ重厚に活かした技術力にまたしても感銘。本当にこんな素晴らしい美術家の方が身近にいることこそが私のこのプロジェクトへの行動原資です。


菅館長とは、館長室で湯平でのアートプロジェクトの話をさせていただき、大分市での実例を直接聞くことができたり、さらに菅館長の昔の作品なども見せていただきました。(わがままな私のために特別に!)

作品は紳士な菅章さんそのもののようなスタイリッシュで研ぎ澄まされた、美しく実験的な作品でした。今もずっと頭に残っています。


私は、人を知るときにその方の作品を見ることでより深く知ることができると思っていて、出会った魅力的な作家さんの作品を見るのが大好き。バクが夢を食べるのと同じくらいに好物。


今回もまた素晴らしい作品を見せていただき、また森貴也さんのプロジェクトへの参加も含め、嬉々としながらも、お二人の偉業を前に襟を正されるような1日でした。





Written by MAW | 渡邉まさみ






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