

2024年3月21日


2024年3月20日


2023年12月2日


2023年11月14日


2023年10月21日


2023年8月1日
2023-25
治場の面影を残す石畳の迷宮。小さな谷に響く川の音。ひしめく建物達。どこへ行くにも秘密基地のように巡らされた細道が旅人を誘惑する。物書きに物語を与える。そして、画家には時の面影を追わせたのか。遠く800年を越える年月と共に、どこにもない景色がここに在り続け、今日も不意に誰かを魅了している。
これは、この地のそんな特異な魅力や引力を、多様な表現者達の視点と来訪者の視点で紐解いたり、結んだりしながら、復興と共に新しい物語を綴っていくプロジェクト。
被災地の今ここから湯平を
「 温泉と自然とアートのまちへ 」
2025年度末までに12点の野外常設作品を設置
2020年の七月豪雨水害被災後、最初の常設アート作品となった【 WORK 1 2021- 】 をこのプロジェクトの始まりの0と起点し、さらにまちの様々な場所にアート作品を増設。2023年より3年かけてそれらをマップ化し、ゆのひら独自の空間とアートとの新しい風景に出会いながら周遊できるまちづくりを目指します。
造形作家や傀儡師、市民・来訪者たちと共に石畳の細道を舞台に超創作的仮装チンドン行列を開催
湯平(ゆのひら)の元々の歴史やお祭りを紐解くと、温泉地・歓楽街ということもあり、昔からお祭りの演目に地域住民による超本格的な演劇があったり、さらに近年では豪雨災害で亡くなった若旦那がコスプレのイベントを企画していたりと、芸能や仮装は身近な地域柄。そんな歴史や風習を汲み上げながら、芸術を通した新しい形で再提案。縮小していく人口の中で持続が難しくなってきた祭りを、地域の内外を繋ぐ新しいイベントとして、そしてこのプロジェクトの芸術祭として練り上げ、年に一度の定期開催を目指します。