金子善明作品のパネルを制作・設置しました。

このプロジェクトの中核となる作品として、湯平出身の美術家　金子善明さんの作品をゆのひらの風景の中に溶け込ませ、まち規模のコラージュワークとしていくことを試みる。これらは連作としてまちの景色の一部になり、まち全体まで作品のエリアを広げていきます。　⇨　作品ページ参照

そのパーツとなるパネルが続々到着。小さな作品を大きくするために由布市の写真館に協力いただき高精度に撮影。それから設置場所の整備を進め、ついに設置が完了しました。

作品の案内パネルもこれから作成していきます。 （マップ作成の兼ね合いでプロジェクト最終時期になる可能性も。）

こうして一つ一つ湯平の風景の中に金子善明作品が混在させていくことで、作家が生まれた郷、見てきた風景とその作品達が重なり、連なり、いずれ一つになるような感覚になります。

私はこのコラージュワークによってその根っこを掴みたい。

今後作品が増えていくことで、さらにどのように見え方や捉え方は変化するのか、地域にどう作用して行くかに期待しながら、このまち全体の作品にしていくために、引き続き選定においても風景と作品との静かな呼応を繊細に感じ取っていきたいと思います。

設置協力者の皆様ありがとうございました。

撮影協力　｜　スタジオさたけ（由布市挟間町）

施工　　　｜　本田広芸社　（熊本県熊本市）

　　　　　　　 Rhythmutan 　（由布市・湯平）

Written by MAW | 渡邉まさみ